「新語・流行語大賞」に「3密」、「今年の漢字に」「密」が選ばれるなど、新型コロナウイルスに翻弄され続けた2020年。ネット上には、ネガティブな言葉の数々も溢れた。
 ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「炎上ウォッチャーとしては、非常に多かったなと感じている。コロナ以外にも、“スポーツ選手は政治的な発言するな”と大坂なおみさんが叩かれることもあった。ただ人権の問題として意見しただけであって、安易に政治と結び付けなくても良かったはずだ。やはりネットを見る時間が増えたことで、考え方の違う人同士の言い争いも増えてしまったのだと思う」。