振り飛車党のエース棋士が、初ドラフトでは大慌てだった。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の大会に先立ち行われたドラフト会議の模様が3月27日に放送された。リーダー棋士の一人、菅井竜也八段(28)は1巡目に「すごく好きな将棋」と語る先輩・郷田真隆九段(50)の単独指名に成功したものの、昨年自分を選んでくれた久保利明九段(45)を稲葉陽八段(32)に指名されてしまう展開に。当初のドラフト構想からは「全然違いましたね(笑)びっくりしましたよ!」と、目を丸くした。