将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の2回戦が9月14日に行われ、渡辺明JT杯覇者(35)が羽生善治九段(48)を118手で下し、連覇に向けて好スタートを切った。
 JT プロ公式戦は、前年優勝者、タイトルホルダー、前年度の賞金ランキング上位者など、選ばれし12人で争われる。いわば棋界の“トップ12”が集うトーナメント戦だ。持ち時間各10分・切れたら1手30秒未満・考慮時間各5分という、数ある公式戦の中でも超早指し棋戦として知られている。