ソフトバンクグループのヤフーと通信アプリ大手のLINEが、経営統合に向けて最終調整していることが13日にわかった。
 検討されているのは、ソフトバンクとLINEの親会社に当たる韓国NAVERが共同出資会社を設立し、ヤフーとLINEを子会社とする案。ソフトバンクはLINEの顧客基盤などを活用したサービスの強化、一方のLINEはソフトバンクからの出資で経営体力を強化する狙いがあるとみられる。両社は今月中にも統合に向けた基本合意を目指しており、実現すれば国内IT業界の最大企業が誕生する見通しだ。