未成年の下着やブルマの販売「ブルセラ」が相次いで摘発され、社会問題化した1990年代。以後、多くの店が姿を消した中、今も営業を続けるショップもある。アド五反田店の店長は「1日に大体40~50人くらいが買いに来る。普通のサラリーマンの方が圧倒的に多く、需要は全く変わらない。欲しいものを1点買う方もいれば、まとめて大量に買っていかれる方もいる」と話す。
 90年代とは異なり、ネットもあるこの時代。アイドルの振付師・らびさんは、メールで仕事の依頼をしてきた自称アイドルプロデューサーの50代男性に喫茶店で会うなり「下着集めが趣味だ」と明かされた上、コーヒーを奢ってあげたのだから、その場で脱いで机の下から渡してくれと要求されたのだという。なんとか拒否し、その場をやりすごしたらびさんは、自分の他に被害者が出ないよう、Twitterで男性について報告、注意を促した。