WHOが「パンデミックにあたる」との見解を示す中、避けなければならないのが国内の医療体制の崩壊だ。日本全国にある「感染症指定医療機関」の病床数は、今のところ5373床となっている。
 12日のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した、厚生労働省で医療政策に携わった経験もある坂元晴香・東京大学大学院特任研究員は「今、日本の対策の中心の一つが、ハイリスクと呼ばれる方々の重症化をいかに予防できるかという点だ。その意味でも、医療崩壊を防ぐということが非常に重要だと思う」と話す。