猛アピールが見事に実った。プロ将棋界初の団体戦となった「第3回AbemaTVトーナメント」において、大会に先立って行われたドラフト会議の模様が4月4日に放送。全12チーム、計36棋士の出場が決まった。リーダーの中で唯一の振り飛車党、久保利明九段(44)は1巡目に同じく振り飛車党の菅井竜也八段(27)を指名。続く2巡目に、またも振り飛車党の今泉健司四段(46)を指名した。今泉四段の指名理由に久保九段は「猛烈なプッシュを受けまして」と笑いながら暴露。晴れの舞台を、貪欲な姿勢で勝ち取ったことが分かった。