私は阿久津友紀。HTB北海道テレビで報道部の記者や情報番組のディレクターを務め、15年以上前からは乳がん検診を受けるよう呼びかける「ピンクリボン運動」に取り組む女性たちを取材してきました。その多くが乳がん患者でした。「これは私の勲章なんです。傷はこのような感じで…」と、乳房に残る傷を見せてくれた柴田直美さんもその一人です。39歳で手術し、2人の男の子を育てる姿を尊敬していました。