恐れ知らずの“顔面ブロック”ベテラン棋士のドキドキ守備に解説「ひやー」視聴者「顔面受け師」/将棋・AbemaTVトーナメント 将棋 2020/06/01 10:09 拡大する 守るべきものを進んで前に出す、まさに“顔面ブロック”だ。プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Cリーグ第2試合、チーム木村・木村一基王位(46)とチーム糸谷・高見泰地七段(26)の三番勝負が5月30日に放送され、受けの巧者として知られる木村王位が、自玉を前線に出して守る「顔面受け」の一手を繰り出し、周囲を騒然とさせた。▶映像:玉で受ける「顔面受け」 将棋のルールを知っている人であれば、玉を取られれば負けになることは、誰でもわかるもの。この玉を守るために他の駒を使いこなすというのが一般的な発想だが、“千駄ヶ谷の受け師”という異名を持つ木村王位となると、玉を使って急所を守る顔面受けも躊躇しない境地にまでたどりつく。そんな名場面が生まれたのは1勝1敗で迎えた第3局だ。 続きを読む 関連記事