守るべきものを進んで前に出す、まさに“顔面ブロック”だ。プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Cリーグ第2試合、チーム木村・木村一基王位(46)とチーム糸谷・高見泰地七段(26)の三番勝負が5月30日に放送され、受けの巧者として知られる木村王位が、自玉を前線に出して守る「顔面受け」の一手を繰り出し、周囲を騒然とさせた。