一流棋士の対局でも、珍しいことが起きるものだ。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Dリーグ第1試合、チーム永瀬VSチーム広瀬が6月14日に放送され、中堅戦でチーム永瀬・藤井聡太七段(17)と、チーム広瀬のリーダー・広瀬章人八段(33)が三番勝負で対局。その2局目に、広瀬八段が序盤にひたすら自玉を横移動させて手番を渡す「一人千日手」状態となり、解説棋士や聞き手、視聴者たちを困惑の渦へといざなった。