いろいろなことが続けて起こる最近の将棋界。タイトル戦だけでも30年ぶりの最年少記録の達成に、千日手、持将棋など、そうそうお目にかかれないことが相次いでいる。7月25日の竜王戦決勝トーナメント、藤井聡太棋聖(18)と丸山忠久九段(49)の対局も、千日手指し直しとなった末に、丸山九段が勝利した。そんな影響もあってか、経験・実績ともに豊富な深浦康市九段(48)。解説を務めていたが、局面について語るはずが思わぬところに着目したことで、聞き手の女流棋士の腹筋を崩壊させるほど笑いの渦に引き込んだ。