<大相撲七月場所>◇九日目◇27日◇東京・両国国技館
 大関の貴景勝(千賀ノ浦)が前頭六枚目・炎鵬(宮城野)を突き倒して6勝目を挙げた。
 立ち合い、素早く右に回った炎鵬に対して、すぐさま炎鵬を正面に置き、突き返した貴景勝。一瞬、正面に立って様子を見合うと、その沈黙を破るように貴景勝が激しくひと突き。しかし、その突きを炎鵬が土俵際で堪え、巧くいなすと、貴景勝は土俵の外へ飛び出した。ほぼ同時に炎鵬も土俵から落下すると、物言いがついて勝敗の行方は協議の結果に委ねられた。