幕内では元大関で序二段から復活して再入幕を果たした照ノ富士(伊勢ヶ濱)が優勝を争っているが、同じモンゴル出身で鳥取城北高の後輩にあたる北青鵬(宮城野)が7戦全勝で序ノ口優勝を果たした。優勝を決めた一番は雅(二子山)を難なく寄り切ったが、実質的な“優勝決定戦”となった6番相撲では昭和の大横綱大鵬を祖父に持ち、幕下の納谷の兄である鵬山(大嶽)を右四つ、左上手を取って胸を合わせると力強く引きつけながら寄り切り。4学年上の同期生を全く寄せつけなかった。