8日に告示され、14日に投開票が行われる見通しの自民党総裁選。その方法を巡って、党内の意見が割れている。
 正式な自民党総裁選を実施する場合、選挙期間が12日以上かかることから、二階俊博幹事長は「政治の空白を片時も作ってはならないという決意で対応していきたい。わが党としては一日も早く後継を選び出して、政治の停滞が起こらないようにする」と説明。党執行部は安倍総理の辞任による“緊急事態”だとして地方の自民党員・党友による投票を省略し、国会議員らによる両院議員総会での選出する方針を示している。