かねてより新しい未来のテレビ「ABEMA」をはじめとするエンターテインメントサービスの提供を行ってきたが、近年はその一環としてイベントを開催する機会が増えてきている。今年7月には、「ABEMA」による初の東京ドーム興行『Creator Dream Fes ~produced by Com.~』を開催し、約4万人の来場を記録するとともに「ABEMA PPV ONLINE LIVE」による配信でも多くのユーザーが視聴したという。

 また、グループ子会社CyberZでは2016年より国内最大級eスポーツイベント「RAGE(レイジ)」を開催するほか、プロレス事業会社CyberFightでは武藤敬司引退試合「chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~」を東京ドーム大会にて開催し、様々なジャンルの興行を行ってきた。

 このような背景のもと、サイバーエージェントグループにおけるエンターテインメント興行を専門に行う専門組織として、この度興行本部を新設する。本部長には、『Creator Dream Fes ~produced by Com.~』やeスポーツイベント「RAGE」の総合プロデューサーを務める大友真吾氏が就任。

 これにより、興行事業へ本格参入し、「ABEMA」を核にした制作・宣伝・広告をワンストップで提供する。

 サイバーエージェントグループが培ってきたノウハウを生かすことで、高品質なイベント興行を提供するとともにデジタル活用によって新たな収益創出を総合的に推進し、エンターテインメント産業への貢献を目指していくとしている。