人気女流がついに参戦!東城りお「あのステージに立てない自分がすごく悔しかった」/麻雀・Mリーグ

 その美貌以上に、タフなハートの持ち主がついにMリーグ入りだ。セガサミーフェニックスからドラフト指名を受けた東城りおは、日本プロ麻雀連盟の中でもKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳と肩を並べるほどの人気を誇る女流の一人。2018年のMリーグ初年度からも有力候補に挙げられていたが、自身の環境を考慮し自らその道を閉ざしていた。ただ4年目を迎える前に状況が整い、それに伴い成績も実力も上昇。晴れてMリーグ入りを果たすことになった。戦うことを取り戻した東城が、開幕前に思うことは何か。

【動画】Mリーグ2021シーズンドラフト会議

――ドラフト指名されたその日のことを振り返ってください。

 魚谷侑未プロの家にいて、魚谷プロとか他のプロの方に祝福されながらドラフトを見ていました。すごく緊張していて、なんとなく選ばれる可能性はあるなと思っていて見ていたのですが、最後までわからなかったので。発表された瞬間の感動は凄かったし嬉しかったです。1年目のドラフトで名前が挙がっていた時にお断りしたんですけど、その後一切声がかからなかった。復帰直後に夕刊フジ杯で優勝して、可能性が自分の中ではあるんじゃないかと思っていて、1年目とは全然違う気持ちで見ていました。

――ユニフォームの着心地はいかがですか。

 感慨深いですね。私はパチンコもスロットも大好きですし、ポーカーも大好きですし、この会社を背負ってやっていけるのかなっていう不安と喜びといろいろな気持ちでいっぱいです。

――Mリーグ入りを自ら断ったところからこの3年間、どういう思いで見ていましたか。

 1年目、休んでいる間は全然見られなかったです。声がかかったのに、そのステージに立つことを、自分の環境が変わることによって断らざるを得なかったというところもありました。あのステージに立ちたかったのに立てない自分がいるのがすごく悔しくて。1、2年目はほとんど見られなかったですね。魚谷プロが仲いいので、魚谷プロが出ている対局だけ見たりとか。結果的にはセガサミーフェニックスの試合だけを見ていたということになりますね(笑)。

 3年目になるとちょこちょこ見られるようになってきて、自分自身ももしかしたら仕事に復帰できるようになっていって、実績を積むことができたら、もしかしたらチャンスがあるかもしれないというので、だんだん気持ちが楽になってきました。

――休んでいた理由を改めてお願いします。

 結婚して、旦那さんがどうしても山奥に住みたいということだったので。あとは仕事が忙しすぎて、体調を崩していた期間が長かったので、ちょっとゆっくりする時間も必要かなということで、休んでいました。休もうと思っていたタイミングで、Mリーグのドラフトがあったので。(発表したが)今はお一人様でございます(笑)。

――いよいよMリーガーになったという気持ちになってきましたか。

 今月中に大事なタイトルが2つあるんです。(日本プロ麻雀連盟の)女流桜花とプロクイーンのベスト8ですが、今はそっちに気持ちが行っています。勝った方がきっとMリーグに出る時にもっと自信を持って行けるなというのがあるので。プロクイーンが24日、その次の日に桜花があるんですけど、それが終わらないと、気持ちが一気に切り替わらないなという感じがしています。和久津晶さんはAリーガーでプロクイーンを勝っている。やっぱりちょっとその意志を受け継ぐために私もやっぱりプロクイーンを勝ってMリーグに出たいなという気持ちがあります。

――チームの雰囲気はいかがですか。

 なんていうんだろう。よそよそしい「おめでとう」とか「歓迎」というよりは、スッと入り込める、溶け込めるような空気感というか実家というか、温かい感じがしました。茅森(早香)さんもタイトル戦でちょこちょこお会いしています。このチームは全員マイペースだと思うんですよ。自然とスッと収まった感じがしますね。

――デビュー年になりますが今期の目標をお願いします。

 個人としては、世間的にまだ認められていない部分もあると思うので、マイナスをしないというところを最低限の目標にしています。なるべく上には行きたいとは思っていますが、そんなに甘い世界ではないということは重々承知しているので…。

――チームとしては悲願の優勝を目指すことになります。

 そうですね、2年目の決勝の最後…。濃いところは見ていますね、(魚谷さんが)四暗刻ツモったところとか…。あの(U-NEXT Pirates)小林剛さんがあと1巡安全牌を持って来なかったら…(優勝)という可能性があったんで。

――今期はそういうところに自分が立つかもしれないですね。

 どっちかというと、そういうところを楽しみにできるタイプです。今は「どうしようかな」というシミュレーションばっかりしています。
 

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