<大相撲九月場所>◇中日◇19日◇東京・両国国技館
大相撲九月場所の主な勝ち星上位力士の平均取り組み時間が割り出され、前頭二枚目・霧馬山(陸奥)が平均「51秒59」と、今場所で一番長く相撲を取っていることがわかった。
初日から4連勝を飾り幸先の良いスタートを切った霧馬山。3日目の小結・高安(田子ノ浦)との取り組みは3分を超えた。全勝の第73代横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)の平均時間「18秒08」。霧馬山の取り組み時間が圧倒的に長いことがわかる。
ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は、「私の感覚だと一番長く相撲を取っていたのはその時の琴ノ若さん。今の佐渡ヶ嶽親方ですね」「懐が深い力士は長くなりがちだと思います。次は武蔵丸かな。小錦さんも1分30秒くらいの相撲を取っている時もありましたよね。なんせ動かないですから」と現役時代を振り返っていた。やはり、長く相撲を取ると疲労も蓄積するようで、花田氏は「腕はパンパンになりますね。“出来るだけ疲れさせてやろう”という時は有効ですよね」とコメントした。
なお、霧馬山はこの日、前頭筆頭・隆の勝(常盤山)に押し出しで敗れ、5勝3敗となった。疲れが溜まっていたのか、取り組み時間は21秒17だった。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?