<大相撲九月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館
大関・正代(時津風)が関脇・明生(立浪)を上手投げで下した一番で、土俵際で敗れた明生にのしかかるように正代が倒れ込んだ。実況が心配するも、春日山親方は「やっている時には感じない」と語り、視聴者からは「顔つぶれちゃーう」「ボディプレス」といった声が寄せられた。
【動画】正代が上からドスン
立ち合い踏み込んでいく明生に対し、引いて応戦した正代。その後、正代は相手に休む隙を与えず圧力をかけ続け、左上手を取ると力強く振り回して土俵際へ。最後は明生が左足一本で粘りを見せるも、そのまま正代が上手投げを決めて勝ち星を挙げた。勝負が決した際、頭から倒れた明生の上に167キロの正代が覆い被さるように重なった。勝った正代は今場所勝ち越しとなる8勝目。敗れた明生は7敗目を喫した。