野杁正明、本領発揮のトーナメント優勝 K-1で2階級を制覇した“怪物”はなぜ強い? K-1・KRUSH 2021/09/24 11:30 拡大する 野杁正明は、かつて“甲子園の怪物”だった。 彼の名が知れ渡ったのは2009年大晦日のこと。高校生トーナメント・K-1甲子園で1年生ながら圧倒的な実力で優勝したのだ。それから12年。野杁はプロとしてもトップであり続けている。K-1ではスーパー・ライト級に続いてウェルター級のタイトルも獲得。9月20日、横浜アリーナでの王座決定トーナメントをオールKOで制した。【映像】野杁が見せた急所KO 1回戦、準決勝は1ラウンドKO。決勝はやはり2試合連続KOで勝ち上がってきた安保瑠輝也と対戦した。安保は圧力をかけられながらも鋭いパンチや得意技の2段蹴り、バックキックを繰り出していく。下がりながらではあるが、攻撃の見栄えはいい。実際、安保も「ガードの上からでも効かせている感触はあった」と言う。 続きを読む