個人戦優勝者が、今度はリーダーとしてチーム優勝を目指す。女流棋士による超早指し戦として行われた「第1回女流AbemaTVトーナメント」の優勝者である伊藤沙恵女流三段。今回、装いも新たに団体戦となった「第2回ABEMAトーナメント」にも、リーダーとして参加することになった。「(団体戦は)ただただ驚きました。まさかあると思っていなかったので。正直リーダーという格ではないので、責任を感じています」と恐縮するが、このルールについて女流で最も実績があるだけに、文句なしのリーダーだ。ただ、本人も課題にしているのが団体行動。「得意じゃなくて不安もあるんですけど…」という伊藤女流三段が、この大会を通じてどこまでリーダーらしくなるか。