9月26日の後楽園ホールで天を指差しながら「もう一度、ここに俺は立ってみせる!」と高らかに宣言したのはプロレスリング・ノア年間最大のリーグ戦『N-1 VICTORY 2021』Aブロックを1位で通過した清宮海斗。この日4ブロックに分かれてのリーグ戦最終戦が行われ、10月3日の後楽園における決勝トーナメント進出者が決定したのである。
清宮が1位通過したAブロックで勝ち残ったのは武藤敬司と清宮の2人。初戦で武藤と時間切れ引き分けになり「公式戦が3つしかないから負けに等しい」と顔を曇らせていた ナショナル&ZERO1世界ヘビー級王者の杉浦貴は、清宮に敗れて2戦目で脱落。もうひとりの征矢学は清宮、武藤に連敗して脱落。杉浦vs征矢は、杉浦に凱歌が上がった。