人気急上昇中の女流棋士が、初の団体戦でリーダーに抜擢だ。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」のドラフト会議が10月2日に放送される。6人いるリーダーの1人として加わったのが山根ことみ女流二段。23歳はリーダーとして最年少だ。「リーダーですというメールをいただいた時は、正直頭に入ってこなくて、3度見ぐらいして理解して、とてもうれしく思いました」とはにかんだ。昨年度は初のタイトル挑戦も果たし、優秀女流棋士賞を受賞。里見香奈女流四冠、西山朋佳女流三冠といった強大なタイトルホルダー2人が君臨する中、次世代のエース候補として、団体戦でも旋風を巻き起こす。