大谷翔平、本塁打王まだ行ける！雰囲気抜群のレフト大飛球に実況＆ファン大興奮「惜しすぎる」

【米大リーグ】レンジャーズ－エンゼルス（9月30日・日本時間10月1日アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。この日2安打を記録して迎えた9回の第5打席で、ファンも実況もホームランかと期待するような大きなレフトフライを放った。

【動画】あと少しでホームランの大飛球

　8回にレンジャーズに逆転を許し、1点ビハインドで迎えた9回のエンゼルスの先頭打者として大谷が打席に入った。マウンドにはルーキー右腕のバーロー。防御率1.61を誇る現在のレ軍のクローザーだ。大谷はここまで、弾丸ライナーの三塁打に、快足を飛ばした二塁打と2本のヒットを打ち復調の兆しを見せている。一発同点の場面、さらに区切りの100打点にもあと1打点と舞台が整った打席で、大谷はバーローの投じた低めの球を左方向に弾き返した。

　角度のついた打球がレフトに上がると、実況も「大きい！久しぶりの、レフトへのホームランか？」と絶叫。7月2日（同3日）に放った30号以来となるレフト方向へのホームランかと思われたが、あと少しでフェンスオーバーというところでボールは左翼手のグラブに収まった。

　あまりにも惜しい当たりに、ファンからも「くやしいいいいいいいいいい」「今のは入る流れやろー！」と残念がるコメントが続出。試合が行われているグローブライフ・フィールドが、メジャーでよく見られる左右非対称の球場でレフト側がライトより深くなっていることもあり、「惜しすぎる・・・他の球場なら入ってた！」「レフト深いんだよなここ」といった声も上がった。

　それでも実況は「久しぶりにレフトへの可能性のある打球でした」「最近見たバッティングの中では一番いいレフトフライでした」と、このところ引っ張り一辺倒だった打球の質が変わってきたことを前向きに評価。続けて「これは残りの3試合、もしかしたらもしかしますよ」と大逆転での本塁打王に向けて期待を口にした。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）