大谷翔平の第4打席が一時中断のハプニング 1球1球にマ軍ファン反応、空振り三振に大歓声

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【米大リーグ】マリナーズ1-2エンゼルス（10月1日・日本時間2日シアトル）

　エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、三振に終わった8回の第4打席、グラウンド上に落下物があったのか試合が一時中断するハプニングが起こった。

【映像】大谷翔平の第4打席が一時中断のハプニング

　この日は、シーズン最後となるマリナーズ3連戦の初戦。マリナーズは20年ぶりのプレーオフ進出がかかる状況で、ホームのT-モバイル・パークに詰めかけたファンは「Believe」のプラカードを掲げて熱い声援をおくった。

　ハプニングが起こったのは、1-2とエンゼルスがリードして迎えた8回表の大谷の第4打席。マ軍の中継ぎ・シーウォルドの1球1球に会場は色めき立ち、大谷が空振りすると大歓声、際どい球がボールになるとブーイングが巻き起こる。

　すると、カウント1-2からの4球目の直前で試合が一時中断。ABEMAで実況を務めた石黒新平アナが「フィールドに何かが入ってきたようで、（試合が）止まっています」と説明すると、現地のカメラは大谷がライト方向を見守る様子を映し出した。

　試合はすぐに再開し、大谷も集中力を切らしていない様子で打席へ。4球目の変化球は見送ったものの、最後は外角95マイルの直球にバットはかすらず、三振となった。大谷を抑えたシーウォルドは雄叫びをあげ、会場からも大きな歓声があがった。

　なお、本塁打王争いは48本でトップに立つペレス（ロイヤルズ）、46本で2位のゲレロJr.（ブルージェイズ）ともに1本は出なかったが、エンゼルスの試合は残り2試合で、日本人初のメジャー本塁打王はかなり厳しい状況となっている。ただ、昨日までに打点を99とし、日本人選手としては2007年の松井秀喜（ヤンキース）以来となる100打点にあと1つと迫っている。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）