【米大リーグ】マリナーズ-エンゼルス(10月3日・日本時間4日 シアトル)
エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺す46号ソロを放った。本塁打王争いではゲレロJr(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)に2本差をつけられてはいるものの、11試合ぶりに放ったホームランと、それに伴いダイヤモンドを1周する時に見せた笑顔に、日本時間は早朝ながら「もう最高」「無理泣きそう」と感動するファンが続出した。
大谷は本塁打王争いでは、一時は2位に5本差をつけるなど独走状態に入っていたが8月、9月と大きく調子を落としゲレロJr.、さらにはペレスに抜かれて、前日までには3本差をつけられる3位に。それでもマドン監督から1本でも本塁打を打ってほしいという1番起用にいきなり応えると、カウント1-1から甘く入ってきた変化球を、やや泳ぎながらも対応し、打球速度約181キロという弾丸ライナーでスタンドまで運んだ。
この日がチームにとっても大谷にとっても最終戦ということもあり、大谷自身にとっては過去最高のシーズンを締めくくる試合となったが、ここでの一発に本人も喜びが溢れたのか、ダイヤモンドを1周して三塁ベースコーチと笑顔でタッチ。さらにホームに帰ってきてからもチームメイトとタッチを交わすなど、久々に見せる“ホームラン笑顔”となった。
日本時間では午前4時過ぎから始まった試合で、いきなり飛び出したうれしい一発に、ファンからは早朝にも関わらず「もう最高」「最高の締めくくりや」「無理泣きそう」「ありがとう!!」と、感動したという声が止まなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)