2021シーズン、ついに開幕！前年ファイナル進出チームがいきなり激突／麻雀・Mリーグ

　Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」10月4日の第1試合に出場する4選手を発表した。新たなシーズンを告げる開幕戦は、昨期のファイナルシリーズを戦った4チームによる直接対決からスタート。全8チーム、32選手による激しい戦いの中、気持ちいいスタートを切るのはどの選手、どのチームか。

【中継】大和証券 Mリーグ2021 開幕式＆開幕戦

　前年優勝のEX風林火山の開幕戦を任されたのは新加入の松ヶ瀬隆弥（RMU）。オーディションを勝ち抜いた実力者が、連覇へのプレッシャーもかかる中、大事な初戦に登場する。力で勝ち取ったMリーガーとして、大きな一歩を踏み出せるか。

　前年準優勝のKADOKAWAサクラナイツからは、成長著しい岡田紗佳（連盟）が出場する。厳しいMリーグの舞台で打ちのめされながらも、確実に経験を重ね、力をつけてきた。Mリーガーとして3年目。頼もしい仲間たちに支えられながら、堂々と打ち抜ければいきなりの快勝もある。

　前年3位の渋谷ABEMASは、松本吉弘（協会）が先陣を切る。前年はチームトップの個人5位という好成績を収めたが、優勝のかかるファイナルの勝負どころを任せてもらえず、心に期するものがある。今年こそ次期エースとして活躍するために、まずは目の前の1勝にこだわる。

　前年4位の赤坂ドリブンズからは、園田賢（最高位戦）が出場する。2018シーズンの優勝チームも、ここ2年は優勝争いに絡めたとは言い難い。レギュラーシーズンでも苦戦続きだけに、景気よく開幕戦で大勝を収め、過去のイメージを払拭できるか。

【10月4日第1試合】※成績は2020シーズン

赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）　個人16位　▲28.7
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）　新加入
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）　個人13位　＋33.6
渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）　個人5位　＋272.5

※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ　2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各16試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（12試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）