将棋界に新たな逸材が発見された。10月5日、王座戦五番勝負の第4局、永瀬拓矢王座(29)と木村一基九段(48)が息詰まる熱戦を繰り広げていた中、少し離れた六甲山では、爆笑が起きていた。その中心にいたのが、昨年10月にプロになったばかりの冨田誠也四段(25)だ。久保利明九段(46)、室田伊緒女流二段(32)という関西棋界の先輩2人と共演を果たしたが、若手お笑い芸人に匹敵する勢いで笑いを連発。ファンからも「吉本の若手ロケ」「笑いすぎておなか痛い」と絶賛の声が相次いだ。