将棋の竜王戦七番勝負の第1局が10月8日に行われ、豊島将之竜王(31)が44手目を封じ、1日目を終了した。翌9日の2日目は、午前9時ごろに封じ手が開封され、藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)の手番で対局が再開する。形勢はほぼ互角と見られ、持ち時間では藤井三冠が約40分リード。豊島竜王は3連覇、藤井三冠は最年少での四冠がかかるシリーズ。両者ともにポイントに挙げる序盤から、緊迫した状況が続いている。