トップ終了を確認すると、思わずスタジオの天井を見上げ一息ついた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月8日の第1試合、開幕戦から3連投を任された新人、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)がリーグ参戦後初トップを獲得。試合後は「めちゃめちゃ嬉しい」と喜びを爆発させた。
【動画】初勝利に笑顔の松ヶ瀬隆弥

 この試合の対局者はKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、松ヶ瀬の並びでスタートした。チャンスは開局早々に訪れた。アガリまでのターツが足りていることを確認すると、松ヶ瀬は不要なマンズを早めに払い、ピンズのカンチャンを引き入れて即リーチ。これがリーチ・ツモ・平和・一盃口・裏ドラ2の1万2000点となり、大きな先制点を手に入れた。