将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が10月9日、竜王戦七番勝負の第1局2日目で、豊島将之竜王(31)と現在対局中だ。「相掛かり」から始まった一局は、1日目をほぼ互角の形勢で終えたが、44手目から再開した2日目の午前中もじっくりとした進行に。午後0時30分からの昼食休憩までに53手目まで進行し、形勢はほぼ互角。持ち時間では藤井三冠が50分ほどリードしている状況だ。
【中継】竜王戦 七番勝負 第一局 2日目 豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠

 序盤から深い研究で積極的な指し回しが光る豊島竜王と、中終盤での精度の高い指し手で高勝率を誇る藤井三冠の一局は、両者の対戦で5局連続となる相掛かりでスタート。1日目はお互いに1時間前後の長考を入れるなど、繊細な部分で構想を練った。