【米大リーグ】レイズ6-14レッドソックス(10月8日・日本時間9日/フロリダ)
フェンスぎりぎりまでファンが詰めかけるメジャーリーグの各球場。ここで度々起きるのが、ホームラン性の打球に対して、ファンが身を乗り出して手を出してしまうことだ。スタンドまで届かないボールを捕ってしまったり、逆に何もしなければホームランだったところをフェンス前で弾いてしまったり。目の前に大飛球が飛んでくれた、思わず捕りたくなるのも人間の性だが、プレーオフの舞台でもそんなシーンが新たに生まれた。
【動画】問題となったシーン
問題となったのは、3点のビハインドとなったレイズが、反撃しようという6回の攻撃。6番の崔志万が、カウント0-1からの2球目、真ん中に入って来たところをしっかりとらえると、打球は左中間の最深部へ。フェンス直撃か、スタンドインか。ぎりぎりのところに飛んでいった。
メジャーリーグの各球場には、フェンスの最上部に黄色いラインが引かれており、これに当たればホームランというルールだが、この当たりについ手が出てしまったのがレイズのファン。左利きだったようで、右手にはめていたグラブでダイレクトに打球をキャッチしたのだが、これが黄色のラインより上か下か、実に微妙なところ。さらに打球の勢いに負けたのか、捕った後にグラブが下がったが、この時は明らかにラインより下になったことで、さらに微妙な打球に見えた。
中継していたABEMAの視聴者からも「これは?いいのか?」「ファン アシストw」「完全に前で捕ってる」「角度的にホームランやわ」と意見が真っ二つ。解説していた元メジャーリーガーの西岡剛氏も「どうですかねぇ。ファンの方が捕ってなかったら直撃でしたかね。どうですか、これ。あー、入ってるのかなぁ」と悩みっぱなし。ただ審判団がビデオで確認したところ、ファンが捕らなかったとしても、最初のジャッジどおりホームランだと判定された。
判定が覆るようであれば、またしても大問題となるところだったが、そのままだったこともあり球場の地元ファンは再度盛り上がると、ABEMAの視聴者も一安心といった様子。中には、キャッチャーがボール球をストライクに見せるフレーミングのように、必死に右手のグラブを持ち上げていたファンに対して「ファンがフレーミングしてる」と、細かくチェックしている声も見られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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