いつもクールな天才雀士が、この日は思わぬサービスで視聴者を沸かせた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月11日の第2試合で、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)が今期初トップを獲得。試合中は思うようにまとまらないツモに感情を隠さない“おこ森”スタイルも飛び出した。
【動画】茅森早香が“おこ森”になった瞬間

 この試合の対局者はKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、茅森の並びでスタート。四者並んだままの東4局、茅森は234の三色同順も見据えたイーシャンテンでドラの發をリリース。すると次のツモがなんと發で、ドラドラのテンパイを逃す格好に。裏目は麻雀に付き物とはいえ、茅森は珍しくここで裏目の發をじっくりと視聴者に見せるように持ち、ツモ切り後は少しムッとした表情をした。この手はしっかりリーチまで育て、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和の7800点を獲得するが、茅森のいつもと違う雰囲気が残ったまま次の局へと進む。