【米大リーグ】ドジャース7-2ジャイアンツ(10月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)
ドジャースが7-2で勝利したナ・リーグの地区シリーズ第4戦で、試合の解説を務めた元メジャーリーガーの川崎宗則氏が、これまであまり語られることのなかったMLBのロッカールーム事情とチップ事情を明かした。
【動画】川崎宗則氏が明かすロッカールームのチップ代
エンゼルスの大谷翔平投手が今季MLBを席巻する大活躍を見せたが、日本のプロ野球からメジャーリーグへの挑戦には、プレー以外にも異なる言語、異なる文化に入っていく難しさというものがある。明るいキャラクターでメジャーのファンからも愛された川崎氏はこの話題に対し、「僕はそこまで気にせずにやってましたね。あくまで野球をしに来てると」と、野球に集中できたことが良かったと当時を振り返った。その中で、特に印象的だった文化の違いとして「チップの払い方はすごく勉強になった」のだという。
川崎氏によると、選手が球場で使うロッカールームは有料らしい。初めて聞く事実に実況を務めるDJケチャップ氏が「えええ!?」と声をあげると、川崎氏は「日本の球場で自分のロッカーを使うときにはお金なんかかからないけど、アメリカはロッカー代がかかる。メジャーリーガーもマイナーリーガーも、みんな1日いくらってお金がかかってるんです」と続けた。
「ロッカーを使うのも、食事代も、洗濯をしてもらうのも、全部お金がかかる。それを払うのがチップなんですよね。値段は決まってない。最初は戸惑いました。びっくりしましたね」と言う川崎氏にDJケチャップ氏が「いくら位払ってるんですか?」と聞くと、川崎氏は「メジャーリーガーだったら、1日最低1万円以上払ってるんじゃないですかね」と衝撃の返答。「えええ!? ロッカーに!?」と驚くDJケチャップ氏に、川崎氏は「ロッカーに。1万円、100ドル払えばまず大丈夫です。金額はいろいろあるんですよ。給料による部分もあって、僕なんかみたいなマイナー契約だと70ドルとかの場合もある。メジャー契約だと1億円以上はもらってるから、これくらい払いましょうとか、暗黙のルールがあるんです。みんな報道に出るから給料もわかってるんですよね」とMLBのチップ事情を明かした。
最初は戸惑ったという川崎氏だが、「僕はアジア人ということもあって、ちょっと多めに頑張りましたね。いじめんなよ俺をという意味で」とうまく順応したそう。これにはDJケチャップ氏も「みんなそうやってるんだ」と、文化の違い、習慣の違いの中で頑張る日本人選手の知られざる一面に感心していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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