解説者も驚く逆転劇だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月19日の第2試合で、EX風林火山の勝又健志(連盟)が今期初勝利。その戦いぶりでファンを熱狂させた。
【動画】勝又健志は今期初勝利にガッツポーズ

 この試合はKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、TEAM雷電・本田朋広(連盟)、勝又、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の並びでスタートした。リーグ開幕から2週間、ここまで出番がなかった勝又は第1試合で初出場すると、2着でフィニッシュ。連投となった第2試合では序盤、同じく連投、しかも第1試合でトップを取った堀による猛攻を受けた。それでも東1局3本場、積極的な鳴きで手を進めると、その堀から西・ドラ3の8000点(+900点)。以降は松本が連続でアガるなどしてトップに昇りつめるも、勝又は静かにチャンスの時をうかがっていた。