14戦7勝、勝率5割!EX風林火山、怒涛の1日2勝で首位独走 勝又健志は2勝目「自分たちらしく打てている」/麻雀・Mリーグ
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(2枚)

 勢いは本物、このまま走り続けるか。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月25日の第2試合で、EX風林火山・勝又健志(連盟)がこの日チーム2連勝となる今期2勝目。これでチームは+319.1と首位を独走する格好となった。

【動画】チーム7勝目を振り返る勝又健志

 この試合の対局者は赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)、勝又、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)の並びでスタート。東1局、松本の跳満で大きく先行された勝又は、東2局にドラ2枚持ちのチャンスを手にする。村上の先制リーチ、そして松本が役満・国士無双のテンパイ気配濃厚というピンチで自らも追いつくと、「振り込んで3万2000点も、オリてツモられて1万6000点もそう変わらない」と超積極策で追っかけリーチ。これを見事にツモって、リーチ・ツモ・ドラ2の1万2000点を獲得した。

 その後、一度は松本に逆転を許すも、南4局は「嬉しい手替わりが少なめだったので」と冷静に場を見渡し、南単騎待ちをリーチ。これが村上から出て松本を再逆転、今期2勝目をゲットした。

 インタビューでいつも冷静な軍師も、この日は表情がほころんだ。チームは14戦7勝、勝率5割というこれ以上ない滑り出しに「いやあ、出来過ぎですね」と謙遜。「全員がトップを取り、みんながそれぞれ自分らしい麻雀を打つことができています」と、これまでの戦いに胸を張った。

14戦7勝、勝率5割!EX風林火山、怒涛の1日2勝で首位独走 勝又健志は2勝目「自分たちらしく打てている」/麻雀・Mリーグ
拡大する

 昨期、ファイナルシリーズで7戦5勝、2着1回という圧巻の成績で、チームを4位からの大逆転優勝に導いた勝又。今年、開幕からその勢いはさらに増し、新加入の松ヶ瀬隆弥(RMU)の活躍もあり、4週目で早くも7勝目、首位を独走している。この日は第1試合で姉妹プロの姉、二階堂瑠美(連盟)が嬉しい初トップ、それも6万点超えの圧勝。妹の二階堂亜樹(連盟)も今期1勝していることからリーグ史上初の姉妹でトップを決めており、勝又を軸にチーム全体でプラスを積み上げ、死角が見当たらない状況だ。

 解説の土田浩翔(最高位戦)は「早くもセミファイナルの枠が残り5つになった気がします、早すぎますけどね」と思わずこぼしてしまうほどの好調。リーグのプラスポイントを独占しようかという機運の高まりがある。この強さに中継を視聴していたファンからは「流石に風林火山やりすぎ!笑」「14戦7トップ 信じがたい」「軍師の勝利采配」「さすがかっちゃん」と、驚きの声や次の勝利へのエールが飛び交っていた。

【第2試合結果】

1着 EX風林火山・勝又健志(連盟)4万8400点/+68.4
2着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)4万5400点/+25.4
3着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)1万5600点/▲24.4
4着 赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)-9400点/▲69.4

【10月25日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +319.1(14/90)
2位 セガサミーフェニックス +56.2(12/90)
3位 渋谷ABEMAS +1.0(14/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲22.9(14/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲29.8(12/90)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲49.1(12/90)
7位 TEAM雷電 ▲72.9(12/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲201.6(14/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【動画】チーム7勝目を振り返る勝又健志
【動画】チーム7勝目を振り返る勝又健志
【動画】奇跡的確率!2局連続、役満テンパイ
【動画】奇跡的確率!2局連続、役満テンパイ
【動画】奇跡的確率!2局連続、役満テンパイ

14戦7勝、勝率5割!EX風林火山、怒涛の1日2勝で首位独走 勝又健志は2勝目「自分たちらしく打てている」/麻雀・Mリーグ

Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ
この記事の写真をみる(2枚)