豪運の強者が集う最高峰リーグ 2局連続役満テンパイに実況も「ああ怖い!」「もう見たくない!」と絶叫連続/麻雀・Mリーグ
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 まさか、ウソだろ、信じられない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月25日の第2試合で、2局連続で役満のテンパイが出現、実況・解説、そして視聴者が興奮の渦に巻き込まれるシーンがあった。

【動画】奇跡的確率!2局連続、役満テンパイ

 場面は東1局、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)が6巡目に先制リーチ。これを受けて親の赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)は10巡目、ツモリ四暗刻のテンパイを果たす。待ち牌のドラ1索が2枚、6筒1枚がまだ山に残っているという超ド級のテンパイで、ドラならロンでも2万4000点だ。村上はこれを慎重にダマテンとした。この試合まで村上は2試合連続で4着と大敗している状況。ビッグチャンスに実況の日吉辰哉(連盟)は「土田さん、もう復活ですかこの人!」と解説の土田浩翔(最高位戦)に思わず叫びながら問いかけた。

 しかし、無情にも村上が次巡に掴んだのは、松本のロンとなる二万。これを止めていては麻雀にならないとばかりに村上はツモ切り、跳満への放銃となった。視聴者からは「これはかわいすぎるわ」「これは無理無理」「不運の極み」と同情の声が多数投稿された。

 この役満テンパイの興奮が冷めやらぬまま、次局にドラマが再度訪れる。8巡目に松本が国士無双のイーシャンテンにこぎつけると、同時に村上が跳満放銃の挽回を期してリーチと打って出た。場面が煮詰まったのは9巡目。松本が国士無双をテンパイし、これで選手は違えども、2局連続の役満テンパイだ。

豪運の強者が集う最高峰リーグ 2局連続役満テンパイに実況も「ああ怖い!」「もう見たくない!」と絶叫連続/麻雀・Mリーグ
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 この瞬間、日吉は「うわー!土田さん、ヤバイ!2局連続役満テンパイ!」と解説の土田に向けて絶叫、さらに「9筒(親の)現物!」と裏返りそうな声で実況した。その後も1牌ツモ牌が見えるたびに日吉は「ああ怖い!」「もう見たくない!」と声を枯らし続けた。この沸騰した場面に視聴者も大興奮し「国士!!もってぃ国士!!」「ばっしーやべえええええ」「これはずんが国士振る流れ」「こんな展開あるのwwww」とコメント欄も渋滞した。

 さらに親の勝又が危険を承知で追っかけリーチ。しかもまだ9筒は2枚山にいる。日吉は勝又をあまりに心配してか「本当に危ないよ!」とまたも絶叫、土田は「ああ~まずいじゃない」と言葉にならないといったところ。日吉はなおも「決着は必至!頭が痛いもう!」と叫び続けた。

 結果は3人目のテンパイ者、勝又がツモって親満貫をゲット、2局連続のテンパイはいずれも水泡に帰した。これには視聴者も「やはり軍師!!!」「かつまたこのリーチ決めたか…!」「これはでかいwwwww」と勝者へ感嘆のコメントを立て続けに投稿した。滅多に見られない2局連続役満テンパイ。たまにしかアガれないからこそ役満は麻雀の華だ。この後、しばらく視聴者はその余韻に浸り、豪運Mリーガーの凌ぎ合いに心を奪われていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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