数々の名勝負を繰り広げてきた名棋士たちも、初の“監督業”に大慌てだ。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」の予選Aリーグ第3試合、チーム伊藤とチーム山根の対戦が10月23日に放送された。チーム伊藤の監督は18歳でタイトルを獲得した屋敷伸之九段(49)、チーム山根の監督は永世名人の有資格者・森内俊之九段(51)。将棋のことであれば、慌てることなど何もなさそうな2人ではあるが、女流棋士たちの激しい勝負に、見守っているうちにうずうず。頭を抱えたり、声を出して応援したりと、めったに見せないリアクションの連続となった。