【米大リーグ】ブレーブス2-0アストロズ(日本時間30日/アトランタ)
吐く息が白くなるほどの寒さの中で、その寒さを吹き飛ばすかのような、白熱した展開を見せたこの試合の序盤、「スコアラー泣かせ」ともいえる珍しい光景が登場し、視聴者の間で話題となっている。
【動画】ライト線のサードファウルフライ?
0-0で迎えた2回表アストロズの攻撃。先頭の5番コレアがライトフライに倒れて1死走者なしの場面で迎えたのは6番タッカー。タッカーはカウント3-2で迎えたブレーブス先発・アンダーソンの6球目を打ち上げて、一塁後方、ライトとの中間地点付近にフラフラと上がる飛球に。そのまま打球は一塁ファウルラインを越えたところで落下し、これをブレーブスのライリーがキャッチしたが、ライリーのポジションは三塁であるために、記録上は「三邪飛」、つまりライト側ファウルゾーンでの捕球でありながらも、三塁へのファウルフライ扱いになるという、実際の光景やイメージとは懸け離れた内容が記録される珍しいケースに。そのため、視聴者からは「サード!?」「サードフライ?」「移動大変」「爆走だなw」といった声が寄せられることとなった。
こうしたある種の“スコアラー泣かせ”に、実況が「これはスコアブックを書くと完全に間違えてしまいます。サードファウルフライなんですが、サードファウルフライをライトの前で捕るという」と水を向けると、解説の川崎宗則氏(栃木ゴールデンブレーブス)は、「ちょっと難しいですよね。現代野球ならではのシフト」と、メジャーリーグでしばしば目にする守備シフトの影響によるものであると解説。そうした上で、「今、(選手たちが)パッと(カードを)見ていますけども。いつもポケットに。守備コーチが毎試合、置いてくれるんですね、ロッカールームのところに。これで守ってくれと」と、メジャーでは守備コーチがデータを分析して作成したカードを、試合中に選手たちが絶えず確認しながら、守備シフトを変える方式が定着していることを紹介した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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