Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」11月4日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はEX風林火山とKONAMI麻雀格闘倶楽部の対決。EX風林火山からチームの「二階堂姉妹」と、KONAMI麻雀格闘倶楽部の「タキヒサ」コンビの直接対決を臨んだことで、第1試合には二階堂亜樹（連盟）、滝沢和典（連盟）の出場が決定。昨年はチームメイトとしてともに戦った同士が、ついに直接対決で火花を散らす。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vs雷電vsPirates
今回の二階堂姉妹とタキヒサコンビの対決は、EX風林火山がチームのTwitterアカウントで“挑戦状”のように叩きつけたもの。これにKONAMI麻雀格闘倶楽部も反応。ファンも待望の対決が実現するかと注目していた。滝沢は昨期までEX風林火山に所属、初の優勝メンバーになりながらも、シーズン終了後に退団。後に移籍が決まっただけに、今回が因縁の対決にもなる。亜樹も開幕前から、この対決を臨んでおり容赦なく叩きに行く構えだ。
またEX風林火山は2戦目についても既に姉・二階堂瑠美（連盟）の出場を予告。KONAMI麻雀格闘倶楽部は「タキヒサ」リレーを予定していると告知。そのとおりになれば、第2試合には佐々木寿人（連盟）が登場する。
2チームの戦いが熱くなるが、他の2チームにとっても、ただ横で見ているわけにはいかない。リーグ2位のU-NEXT Piratesからは石橋伸洋（最高位戦）が出場。チームアカウントでは「空気を読まない」と宣言が出ており、あっさりと自身の今期初トップを持って帰るかもしれない。
リーグ6位のTEAM雷電も「魅せる麻雀」を日々うたっているだけに、引き立て役ではつまらない。本田朋広（連盟）が堂々たるトップを取り、チームをプラス域に浮上させられれば、勝利後の決めポーズにもさらに力が入ることだろう。
【11月4日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹（連盟） 個人12位 ＋32.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典（連盟） 個人17位 ＋13.6
TEAM雷電・本田朋広（連盟） 個人20位 ▲11.3
U-NEXT Pirates・石橋伸洋（最高位戦） 個人21位 ▲14.7
【11月2日時点での成績】
1位 EX風林火山 ＋338.8（18/90）
2位 U-NEXT Pirates ＋75.2（18/90）
3位 渋谷ABEMAS ＋29.4（18/90）
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋12.5（18/90）
5位 セガサミーフェニックス ▲29.6（18/90）
6位 TEAM雷電 ▲45.2（18/90）
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲57.7（18/90）
8位 赤坂ドリブンズ ▲323.4（18/90）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各16試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（12試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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