負けても明るい“しゃべくり”プロ雀士は、勝ったらさらに饒舌だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」11月5日の第2試合で、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が昨期のセミファイナル、4月20日以来約6カ月半ぶりとなるトップを獲得し、インタビューへ勝利者として登場。園田はいつも以上のマシンガントークを展開し、視聴者を大いに楽しませた。
この日園田は、得意の鳴き、そしてリーチを成功させ、危なげない試合運びで勝利を収めた。試合が終わるなり視聴者からは「来るぞ来るぞ」「さあ園田が1時間喋ります」「独演会始まる!」とコメントが飛び、ロングインタビューとなりそうな中継に期待が高まった。
負け続ければ連続トップなしの記録もあり得た園田は、インタビューを受けるなり「本当、ほっとしています。」と勝利を喜び、また安堵の表情を浮かべた。その後、試合展開を振り返る段になると、園田のしゃべりはもう止まらない。身振り手振りも交えて、緊迫した場面を語り、インタビュアー松本圭世の質問を待つ間もないといった勢いだ。
オーラス、跳満ツモ条件の沢崎がリーチをかけてきたピンチについては、たっぷり1分間ほどかけて思考を語り、「流局してみたら(沢崎の跳満の手が)本当にできてましたね」と目を丸くするところでようやくストップ。このトーク力に松本はあっけに取られ、また込み上げる笑いをこらえながら、一瞬間を置いて「元気そうで何よりです!」と声をかけた。
ハイテンションな園田に視聴者も爆笑、また喜びを共にした。「喋りたくてしゃーないねんwww」「呼吸どこでしてるの?」「むしろ好きになっちゃうわ」とコメントが連投され、また“しゃべくり”の収拾を求めて「まつかよ、頼む!」と松本へも声が飛んでいた。
初勝利記念のマシンガントークへ実に4分以上をかけて、最後はガッツポーズで締めた園田。勝っても負けても面白い、ファンを楽しませる園田へ、その後も視聴者からは好感のコメントが立て続いていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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