11月6日、5年ぶりに開催された『VTJ 2021』には、今だからこその明確なテーマがあった。“対世界”だ。
 緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの感染者数が減っている中、プロスポーツの世界も新たなフェイズに入ろうとしている。今大会では関係者の懸命な活動により、久々に外国人選手の招聘が可能に。メインイベントで21歳の修斗世界フライ級王者、平良達郎がチリのチャンピオンであるアルフレド・ムアイアドと対戦している。