藤井聡太三冠、封じ手は「△4五同銀」形勢はほぼ互角 豊島将之竜王は巻き返しなるか 対局再開/将棋・竜王戦七番勝負 将棋藤井聡太 2021/11/13 13:59 拡大する 将棋の竜王戦七番勝負第4局が11月13日に2日目を迎えた。前日12日に藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が封じた74手目が午前9時ごろに開封された。封じ手は「△4五同銀」。その後、豊島将之竜王(31)の手番で対局が再開された。封じ手時点で形勢はほぼ互角、持ち時間では約20分、藤井三冠がリードしている。【中継】第34期 竜王戦 七番勝負 第四局 2日目 豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠 豊島竜王は3連覇、藤井三冠は初の竜王と最年少四冠を目指して始まった同シリーズは、第1局で藤井三冠が逆転勝利を収めると、勢いそのままに第2局、第3局も藤井三冠が勝利。3連勝で早くも竜王奪取に王手をかけた。本局に藤井三冠が勝利すれば、羽生善治九段(51)が持つ最年少四冠記録、22歳9カ月を3歳以上更新する19歳3カ月で達成、史上初の10代四冠となる。カド番に追い込まれている豊島竜王は、負ければ無冠転落の危機だが、七番勝負では過去に2例ある「3連敗4連勝」という大逆転劇を目指して、諦めずに戦い続ける構えだ。 続きを読む