<大相撲十一月場所>◇初日◇14日◇福岡・福岡国際センター
第73代横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、小結・霧馬山(陸奥)を小股掬い(こまたすくい)で破り、大相撲十一月場所の白星スタートを切った。
2年ぶりの開催となった大相撲九州場所。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために11月場所として東京・両国国技館で実施された。今年9月の秋場所後に元横綱の白鵬(現・間垣親方)が現役を引退し、今場所からは、照ノ富士が名実ともに「一人横綱」として大相撲を背負っていくこととなった。
立ち合い霧馬山は低く当たり照ノ富士の懐に入りヒヤリとさせられる場面もあったが、慌てない横綱相撲で、粘る霧馬山を最後は小股掬いで破った。ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「横綱は終始、腰を落として落ち着いて対応していましたね。今場所もやはり強いですね…いやぁ隙がないです……」とその取り組みを絶賛した。
なお大関・貴景勝(常盤山)は前頭筆頭・若隆景(荒汐)を突き落としで下し、白星スタート。熊本出身の大関・正代(時津風)は前頭筆頭・大栄翔(追手風)に押し倒しで敗れ、苦しいスタートを切った。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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