<大相撲十一月場所>◇四日目◇17日◇福岡・福岡国際センター
二日目に3分超の熱戦を制した前頭五枚目・高安(田子ノ浦)が、前頭六枚目・志摩ノ海(木瀬)との一番で、またもや長丁場の取組を繰り広げた。視聴者からは「体力おばけだわ」「カップラーメン伸びちゃう」といった声が続々と寄せられた。
通常は平均10秒以内で決着が着く中、白星を挙げた二日目の前頭四枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)戦では3分9秒、黒星を喫した三日目の前頭三枚目・妙義龍(境川)戦では1分45秒と、連日長時間の取組を繰り広げてきた高安。四日目の取組直前、ABEMAで解説を務めた元前頭の若ノ城は「そんなに調子がよくないですね。すぐに決められない。自分の勝つパターンに持っていけないんですよ」と高安について語っていた。
志摩ノ海と対戦した四日目の取組では、立ち合い力強く前に出て行くも攻め切れず、土俵中央で頭をつけ合ったままこう着状態が続き、客席からは繰り返し拍手が沸き起こった。3分以上経過後、先に動いた相手に対して左を差して左四つの体勢を作った高安は、右上手を取るとすかさず上手投げを決めて勝ち星を挙げた。3分33秒にわたる熱戦を制した高安は3勝目。敗れた志摩ノ海は初日から4連敗を喫した。
長時間の熱戦を制した高安に、解説の若ノ城は「いやー、すごいですね。もう2場所分ぐらい相撲を取っていますね」とコメント。勝因については「志摩ノ海が先に動いたので、まわしをしっかりと取って、あとは自分の力で勝ちました」と分析し、「志摩ノ海の方が根負けしましたね」と語った。
白熱した一番に、視聴者からは「すごいー!」「ハラハラする」「体力おばけだわ」「1年分取った」「カップラーメン伸びちゃうよ~」「よく攻めきった」といったコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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