エンゼルスの大谷翔平投手が、全米野球記者協会によるア・リーグのMVPに満票で選ばれた。日本人選手のMVP受賞は、2001年のイチロー(マリナーズ)以来、20年ぶりの快挙。打者としてメジャー3位の46本塁打、投手として9勝、さらに安打数・得点・打点・投球回数・奪三振と、5部門で「100」をクリアした大活躍で、メジャートップタイの本塁打を放ったゲレロJr.(ブルージェイズ)などのライバルの追随を許さなかった。この快挙に、元メジャーリーガーの川崎宗則氏も「非常にうれしいこと。世界中の野球ファンだけでなく、いろいろな人たち、日本の人たちに勇気を与えてくれました」と感謝と祝福のコメントを寄せた。