将棋の順位戦A級の5回戦が11月19日に行われ、佐藤康光九段(52)と豊島将之九段(31)が現在対局中だ。渡辺明名人(棋王、王将、37)への挑戦権を目指す戦いだが、佐藤九段はここまで2勝2敗、豊島九段は3勝1敗。折り返し地点となる5局目で、挑戦に望みをつなぐのはどちらか。
【中継】順位戦 A級 第5回戦 佐藤康光九段 対 豊島将之九段
佐藤九段は1987年3月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:28期)、順位戦はA級以上が25期。タイトル獲得数は通算13期で、永世棋聖の有資格者でもある。棋戦優勝も12回を誇るほか、日本将棋連盟の会長として多忙な中でも将棋界を支える人物だ。
豊島九段は2007年4月に四段昇段。藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)に敗れるまで2期連続で竜王位を保持、順位戦はA級以上が5期。タイトル通算6期、棋戦優勝は3回。今年度は藤井竜王と3つのタイトル戦で戦い全て敗れたものの、その他の棋士のとの対局では勝率が7割を超える。
名人挑戦に向けて、どちらも落とせない一局は角交換から佐藤九段が飛車を振り、対抗形で進行。昼食休憩までに30手目まで進行し、勝負はまだまだこれからだ。
持ち時間は各6時間で、先手は豊島九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
佐藤康光九段 チキン山椒焼き弁当、納豆 豊島将之九段 にぎり(特上)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
佐藤康光九段 4時間40分(消費1時間20分) 豊島将之九段 5時間38分(消費22分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)