「力士はそこに粋なものがある」「ただ勝てばいいわけじゃない」元小結・旭道山が語る大相撲の美学
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大相撲十一月場所>◇六日目◇19日◇福岡・福岡国際センター

 元小結・旭道山が大相撲についての美学を語った。「ただ勝てばいいわけじゃない」「所作や生き様、立ち居振る舞いをいかに見せるかというのが力士」と持論を展開した。

【動画】旭道山が語る大相撲の美学

 大相撲十一月場所・六日目で、ABEMAの中継に解説として出演した旭道山。急性腰痛症のため途中出場となった前頭十三枚目・栃ノ心(春日野)が土俵上に現れると、「腰を痛めたら、いくら力があっても動けないし、苦しい。けれど力士はどこかしら故障箇所を持っています。自分は上から下まで全部故障していました。そこを乗り切るのが力士ですからね」と自身の経験を交えつつ語った。

 続けて旭道山は「大関から落ちて苦しいかもしれないけど、あとは自分の独り相撲をいかに綺麗に見せるか。力士はそこに粋なものがあるんですよ」と栃ノ心に言及。「ただ勝てばいいわけじゃないんですよ。やっぱり所作や生き様、立ち振る舞いをいかに見せるかというのが力士」「力士はそこに美がありますので、それを極めて欲しいですね」と持論を展開した。

 なお、この日の取組で栃ノ心は前頭十四枚目・千代の国(九重)に押し出しで敗れ、2敗目を喫した。これで対戦成績は1勝2敗3休となった。勝った千代の国は3勝目を挙げた。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

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