大相撲十一月場所>◇中日◇21日◇福岡・福岡国際センター

 横綱に土をつける力士は今場所出てくるのだろうか。圧巻の取り組みで、第73代横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が十一月場所の勝ち越しを決めた。

 前頭四枚目・遠藤(追手風)との一番も盤石の相撲だった。立ち合い、正面からぶつかっていった両者だったが、遠藤が引いたことを利用し、すかさず攻めに出て最後は土俵の外へと押し出した。遠藤は4敗目を喫した。

 取り組み時間は3秒74だった。ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「落ち着いてますね」「この大きい体で細かい押しをつけてますからね。雑に相撲を取るならば引っ張り込んでもいいのに、そうではなくちゃんと攻めていく。そうすると相手は引くしかないですよ。完勝です。というより誰が勝てるのかな…」と横綱の力を絶賛していた。

 なお、照ノ富士と同じくここまで無傷の大関・貴景勝(常盤山)は小結・逸ノ城(湊)との一番で、行司軍配は逸ノ城に上がったものの、物言いがついた。協議の結果、逸ノ城がまげをつかんだとして反則負けとなり、貴景勝も勝ち越しを決めた。大関・正代(時津風)は前頭三枚目・妙義龍(境川)を突き落としで破り、5勝3敗とした。ここまで1敗の前頭十五枚目・阿炎(錣山)、関脇・御嶽海(出羽海)は共に1敗を死守した。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)

強すぎる! 鮮やかな大逆転劇に館内も大興奮 照ノ富士の驚異的な粘りに視聴者も驚き「あそこから勝つのか」 | 相撲 | ABEMA TIMES
強すぎる! 鮮やかな大逆転劇に館内も大興奮 照ノ富士の驚異的な粘りに視聴者も驚き「あそこから勝つのか」 | 相撲 | ABEMA TIMES
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強すぎる! 鮮やかな大逆転劇に館内も大興奮 照ノ富士の驚異的な粘りに視聴者も驚き「あそこから勝つのか」

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