<大相撲十一月場所>◇十二日目◇25日◇福岡・福岡国際センター
前頭十枚目・千代大龍(九重)と前頭十六枚目・天空海(立浪)の一番で、お互いに立ち合いで変化を見せ、“はたき込み合戦”の様相を呈する一幕があった。さらに千代大龍を押し出して7勝目を挙げた天空海が取組直後に見せたユニークな表情に対して、解説の旭道山が「ひょっとこのお面のような感じで…」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
立ち合い時間をかけて呼吸を合わせ、互いにはたき込みを繰り出した両者。立ち合いの奇策はいずれも空を切ったが、その後、天空海がしっかりと相手を組み止めて前に出ていくと、そのまま押し出して7勝目を挙げた。敗れた千代大龍は7敗目を喫した。
また勝負が決したあと、勝ち誇ったような表情をする天空海の姿が画面に映ると、ABEMAで実況を務めた舩山陽司アナウンサーは「得意そうな顔をしています(笑)。会心の勝利ということなんでしょうか」とコメント。すると同じく解説を務めた元小結・旭道山も笑いを交えつつ「ひょっとこのお面のような感じで口が尖って上を向いていましたね」と天空海の表情について指摘した。
取組内容について旭道山は「(天空海が)立ち合いではたき込みを空振りした時に『あれ?』って思ったんですけど、慌てて下から押していったからよかったんですよ」と解説。しかしVTRが流れ対戦相手の千代大龍も立ち合いではたき込みをしていたことに気づくと、旭道山は「え!? 両方ですか? あららら…」「やっぱり相手をちゃんと見透かしてやったのが同じ答えだったんですね」と驚きながらコメントを添えた。
立ち合いで互いに変化する光景に、視聴者からは「双子みたいw」「ふたりで変化」といった声が殺到。また決着後の天空海の表情についても「ドヤ顔」「何その顔w」「おもしろいw」とコメントするファンが続出していた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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