こんな親番、やってられない!?実況・解説が口を揃えて「やり直しを要求したい」バラバラ配牌にファンも同感「苦しい手だ」「地獄かよ」/麻雀・Mリーグ
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 これは試練か、それとも神のいたずらか。あまりにも酷い配牌に、実況や解説者が絶句した。

【動画】やり直したくなるほどバラバラな親番の配牌

 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」11月30日の第2試合、南2局でのことだった。この試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、U-NEXT Pirates石橋伸洋(最高位戦)、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)の並びでスタート。親を迎えた堀はトップ目の石橋と2万8500点差、2着に1万6100点差の3着目で、逆転するには是が非でもこの親番を活かす必要があった。だが、カメラに映し出された配牌は、無情にも七万・八万のターツと9筒の対子があるだけで、あとは見事にバラバラ。これには実況の松嶋(協会)も思わず「堀、親番でこの配牌…」とつぶやき、解説を務めた藤崎智(連盟)が「ねぇー」と同意した。

 「やり直しを要求したいレベルじゃないですか」。松嶋が続けると、藤崎も「ちょっと審判、呼んでみます?」とコメント。「ダメですね。アタックする価値もなさそうな物言いになりますけども…」と2人でやり取りする中、ファンからも「ちょっときつすぎるな」「ひ、ひでぇ」「苦しい手だ」「かわいそう」「これはアカんやろ」「配牌、地獄かよ」「やり直しを要求する!」「やり直しおねがいしま~す」といった同情のコメントが寄せられた。

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 結果、この親番を活かせなかった堀は、トータルでリーチ1回のみの3着で試合を終えた。この日は第1試合でも岡田紗佳(連盟)が4着に沈んでチームポイントを大きく減らしてしまったが、前回登板の11月22日は第1、2試合と連勝だっただけに、これはきっと、しばしの小休止。“小さな天才”は、次戦で大活躍を見せてくれることだろう。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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